芸術士のいる保育所

TAG | アート

2023/06/30

事業開始から15年目となる高松市の芸術士派遣事業。令和5年度の派遣先は100施設となりました。 希望する公私立保育所・こども園・幼稚園に芸術士を派遣し子どもたちとの芸術士活動を展開しています。

高松市のページです

http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/youchien_hoiku/kodomoen/geijutushi_haken/index.html

 

芸術士派遣事業では、毎年参加施設の先生、芸術士で集まる懇談会を実施し交流しています。

先日、高松市美術館講堂で今年度の懇談会を行いました。

『活動のタネの見つけ方』と題して、普段の保育の中から、芸術士活動へつなげるヒントを具体的なエピソードを交えて紹介しました。

特別な道具や材料がなくても、発想次第で

芸術士活動は日常につながっていくことが大切だと考えています。

このテーマにもとづいて、長野由美芸術士より保育生活の中のテーマから実践報告をしていただきました。

 

タイトル:【イス戦争】

ある保育園の教室にひとつだけ他より高いイスが一つありました。

そのイスは「すごいイス」と呼ばれ、いつも取り合いでした。

ある日2人の男の子が、そのイスを取り合って大喧嘩!

先生も大激怒!!!

それを見た芸術士は、よし、椅子戦争をしよう!となり、

みんな一人一つのイスを思い思いに飾り、自分だけの「すごいイス」を製作。2日目はそのイスをバディとし、チーム戦でイス取り合戦をしました。

最後は次に使う子たちのために、飾りをすべて取り元通りに。

イス戦争が終わるころには、誰も「他より少し高いイス」を取り合わなくなりました。

なぜって、自分の椅子が一番だから!

子どものこころをよく観察し、そのこころの動きに寄り添っているゆみさんらしい、素敵なエピソードです。

報告の後は簡単なワークショップをしました。

「机に置かれている絵は、ある男の子が日曜日に体験したことを絵に描いたものです。

みなさん想像して、言葉や情景を考えてみましょう!」

グループトークでは普段交流の無い先生や芸術士同士で、自身の園での取り組みや、こんな時どうしてる?など活発に意見交換していました。

芸術士は毎日同じ園に通えている訳ではないので、(高松市の多くの園では月2回ペース)

園に芸術士がいない日の先生方の関わりが芸術活動継続のポイントにもつながってきます。

そのために、芸術士活動で大切にしている関わり方・マインドをもっともっと現場に共有し根付かせていけたら

更に素敵な子どもたちの環境が整っていくのではないかと思います。

 

これからも引き続き交流を深めていきましょう^^

長野さん、発表お疲れ様でした!

参加してくださった先生方、芸術士の皆さん、お疲れ様でした!!

2020/02/10

令和2年2月4日 三者会合

年に2回開催されます三者会合が高松市防災合同庁舎でありました。

市のこども園の職員、園の先生、芸術士が集い。今後の芸術士派遣事業について相互理解を深めるために行っています。

忙しい中、参加くださる園の先生方からは、いつも子どもたちのために何か園に持って帰れればという熱い思いが伝わってきます。

私たちも子どもたちのために、もっと充実した活動ができるように頑張りたいとおもいます。

2020/02/3

2014年度から実施している財田幼稚園の活動が紹介されました。

芸術士派遣は高松市以外にも、財田町、四国中央市、島根県津和野町などの自治体にも広がっています。

財田町では「まちづくり推進隊財田」の事業で採用していただいています。

芸術士派遣について、お気軽にご相談ください。問い合わせ NPO法人アーキペラゴ

2020/01/17

芸術士派遣事業は、平成21年11月にスタート以来、11年目を迎えました。

この活動は、自治体が独自に取り組む保育支援の事例としては初の試みで、

日々の保育の 中で芸術士と保育士・幼稚園教諭が連携し、

子どもたちと絵画や造形、音楽やダンスなど 様々な表現活動を行っています。

その中で、芸術士は、保育士や幼稚園教諭とは異なる視 点で、

自由に表現する手助けを行うとともに、

子どもたちが持っている個性や創造力を伸 ばしていけるよう、

これまで培われた経験を生かしたかかわりや助言などを行っていま す。

この度、芸術士活動10周年を記念して、

芸術士活動の拠点となるアーキペラゴ事務所を無料開放いたします。

●芸術士活動10年間のドキュメンテーション公開

●芸術士活動のヒントとなったレッジョエミリア視察レポート

●芸術士メンバーによる実践発表など、

普段は見ることのできない貴重なオープンスタジオ です。

・幼児教育やアートに興味のある方
・芸術士活動に参加したい施設関係者
・芸術士になりたい方 etc.

芸術士と語り合いませんか。

皆さまどなたでも是非お気軽にお立ち寄りください。

芸術士 一同お待ちしております。

【開催日】 2020年2月23日(日・祝) 13:00-17:00

【場所】香川県高松市塩上町1丁目2番7 ミユキビル1F2F

NPO法人アーキペラゴ

【入場無料】

【Facebook】https://www.facebook.com/geijyutsushi/

芸術士カフェ ウェルカムスープ、お茶とお菓子のおもてなし

キッズコーナー

ドキュメンテーション公開
冊子頒布会
廃材展示

廃材ワークショップ(参加費100円)

トークショー1 芸術士が見たレッジョエミリア(フタセ芸術士)13:30-14:30

トークショー2 芸術士実践紹介 モーリエール瞳芸術士 三木優希芸術士 ミズカ芸術士 15:00-16:30

【問い合わせ】

NPO法人アーキペラゴ TEL087-813-1001

2020/01/17

市長との懇談会を行いました

芸術士派遣事業は事業開始から今年で11年目を迎えます。

去る1月15日、事業10周年を記念して、派遣事業の立ち上げ当初の話、これまでの実践報告、これからの高松の保育とアートを語る座談会を実施しました。

対談メンバーは

高松市長 大西秀人 × アーキペラゴ代表理事 三井文博 × 芸術士 谷由貴 × 保育所長OB 細谷孝代 × 株式会社ゴーフィールド代表取締役会長 森田桂治

事業開始当初は保育現場とアーティストとの折り合いのつけ方になかなか苦労していた、とのことでしたが

実施を続けるうちに段々と「芸術士がやってくる」というスタイルが定着し、今では高松が誇れるプロジェクトとして

成長してきました。

芸術士の谷さんは現在高校生になった当時の保育所のお子さんと再開し、彼女が当時の事を鮮明に覚えていた!という話や

保護者OB(森田さん)からは当時、お子さんが家に帰って芸術士との活動を興奮しながら語っていたという話、

高松市は文化や産業と並行して「こども」をテーマにブランディングを推進していくというビジョンを市長から直接お聞きすることができました。

芸術士活動は子どもとの関係のみならず、それに関係する保護者や保育者、周りの大人たちにも影響を与えています。

芸術士の谷さんと保育所長OBの細谷先生は今でもその関係が続いていて、市内コミュニティセンターで地域の高齢者と子どもたちで絵画を共同制作する絵の具ちゃんプロジェクトを展開中です。

弦打コミュニティセンター

栗林コミュニティセンター

更にこれからの高松、子どもたち、芸術士の活動が楽しみですね^^

谷さんと城東保育園の子どもたちの作品は片原町駅でもご覧いただけます。

対談の詳細は今年度の活動報告冊子に掲載予定です。お楽しみに!

活動報告冊子希望者はお問い合わせください。

2019/11/26

お馴染み、よこはまレクさんでの大人向けワークです。

(保育・幼児教育関係者だけでなく、一般の方も参加可能)

今回は「皆で何か一つ作品(造形・オブジェ系)を作る」です。お題は、当日私が出します。素材・廃材持ち寄ってのワークになります。

問い合わせ・予約→ yokohamarec_2015@yahoo.co.jp まで。

byむらい

2019/07/12

絵画や詩に始まり、音楽・身体表現など多様な出力で、即興的横断的に身体性の強い表現や創作を行う村井知之(むーさん)。

8月は戸塚に出張して、ワークショップを予定しています。

ムーさんとあそぼう~ちがう見方をする編~

毎回大好評企画。横浜、戸塚にて、大人向けワーク行います。身体表現や音や声の 表現など、ムーさんの表現の世界を体感します。
今回は、「ものを見る・ちがうふうに見る」をテーマに進みます。視点ずらしたい方、お寄りくださいませ。

日時 8/9 18:00~19:30

場所 グローバルキッズ戸塚吉田町保育園

参加費 1,500円

定員 30名

申し込み yokohamarec_2015@yahoo.co.jp

244-0817 横浜市戸塚区吉田町104-2 ザ・パークハウス戸塚1F

TEL:090-3938-9609

2019/02/26

※この募集は終了しました

放課後のクリエイティブで安全な居場所
芸術士のいる保育所に通っていたこどもたちも、今はきっと立派な小学生。みんな元気にしてるかな…楽しく学校行ってるかな…。そんな思いから夏休み講座を企画して、参加してくれた子たちのニコニコ笑顔がとても素敵な時間でした。
たまに下校途中に会う夏休み講座の子に「また遊びに来てね」って言える場所を作りたいと、放課後児童クラブをはじめたのは平成29年の秋。

お絵かき、工作、アート体験

この場所には、折り紙や絵の具、毛糸や紙コップなど工作の材料がふんだんにあります。
子どもたちは放課後、小学校からここへランドセルのままきます。
宿題が済んだら思いおもいにやりたいことを、大人も一緒に楽しんでいます。
土曜日や夏休みなどは芸術士と遊ぶ企画や遠足、広いシステムキッチンでおやつ作りなど、保護者も参加できるイベントを行っています。

スタッフの特技や興味をきっかけにイベントを組んで、一緒に楽しんでいる場面が多いです。

アーキペラゴのプロジェクトは芸術士活動をはじめ、海ごみ調査などの学習イベントなどがたくさんあるので、そこに児童クラブとして参加したり、そのノウハウを生かして児童クラブ向けの内容を考えたりしています。

家庭的で子どもがリラックスして過ごせる場所

アーキペラゴ放課後児童クラブは、子どもの定員が20名です。
少人数なので、大人の手はいくらでも出せます。とはいえ、不必要なことはしないように見守ります。でもね、上のフロアに事務所があるので、下から賑やかな声が聞こえてくると、「おやつ食べたの?」「給食なんだった?」なんて誰かれとなく子どもたちに声をかけにくるんです。その日の担当スタッフ以外にも大人がいるっていいですね。

最初はみんなはじめ

放課後児童クラブを運営するにあたり、スタッフは県の「子育て支援員研修」を受けました。基礎講習から専門講習まで、「子育て支援員」として全国で通用する修了証書を持っています。その後、より専門性を高める講習も受講しています。

研修では、他の児童クラブの方のお話から気づくことも多く、「おかえり」と子どもたちを迎え入れるようになったのもそこがヒントです。

はじめてこのお仕事に携わる場合、国の研修制度がありますのでご安心ください。

また、アーキペラゴのプロジェクトが多数ありますので、そのノウハウを生かした学童保育の企画・運営ができます。

働き方が選べます、常勤・パート
学童支援員に興味のある方、アート・アウトドア・クッキングを通して子どもたちと関わりませんか?

正職員、パートの雇用形態で募集しています。
ぜひ、見学にいらしてください。

[業務内容]
アート活動・アウトドア活動・食育活動等の体験を活かしたこどもの感性と想像力の保育、企画運営。

[応募資格]
創造的な保育活動ができること。

学童保育の企画・運営ができること。
土曜勤務可能であること。

※この募集は終了しました

[募集期間]随時

職種:学童支援員
雇用形態:正職員(週36時間180,000円〜週40時間200,000円)、パート(時給900円※長期休暇のみ)
採用人数:正職員1名、パート3名
待遇:交通費は当法人規定に基づく。条件を満たせば各種保険加入可。
勤務日・時間:協議の上決定。
[応募書類]
履歴書、職務経歴書
勤務日数・条件等は応相談。アーキペラゴにて面接を行います。

[問い合わせ]
NPO法人アーキペラゴ 電話087(813)1001

2019/02/9

※この募集は終了しました

平成29年秋からスタートしたアーキペラゴ放課後児童クラブ。まだまだ人数は少ないですが、子どもたちの「やりたいこと」をするクラブを目指して始まりました。
瓦町駅東口下車すぐ、子どもたちが安心してお絵描きや工作、クッキング、アーキペラゴのアクティビティなどがゆったり楽しめるクラブです。
このたび、児童クラブ常勤・パートスタッフを募集します。
アート体験等を通して子どもたちとアーキペラゴでの時間を過ごしてみませんか。
[応募資格]
創造的な保育活動ができること。
学童保育の企画・運営ができること。
土曜勤務可能であること。

※この募集は終了しました

[募集期間]随時
[業務内容]アート活動・アウトドア活動・食育活動等の経験を活かした、こどもの感性と想像力の保育、企画・運営。
職種:児童支援員
雇用形態:正職員(週36時間180,000円〜)、パート(時給900円)
採用人数:正職員1名、パート3名
待遇:交通費は当法人規定に基づく。条件を満たせば各種保険加入可。
勤務日・時間:協議の上決定。
[応募書類]
履歴書、職務経歴書
勤務日数・条件等は応相談。アーキペラゴにて面接を行います。
問い合わせ
電話087(813)1001
メールinfo*archipelago.or.jp(*を@にしてください)
2019/02/9

高松市こども未来館で「きょうなにするん」展がスタートしました!

高松市が全国で初めて実施した芸術士派遣事業は今年度10年目を迎えました。平成30年度は市内43施設に20人の芸術士が通い、ほぼ一週間に1度の活動日は、それぞれの園で芸術士が子どもたちと共に多彩な出来事を展開しています。今回の報告展は、その一日の出来事を43施設毎に展示しています。

こんな感じで毎日11:00と13:00に芸術士がギャラリートークを実施しています。

是非お気軽に、芸術士に話しかけてみてくださいね。

面白い話が聞けるかも!?

会期:2019年2月6日〜2月14日(※火曜休館)

時間:9:00〜17:00

場所:高松市こども未来館

Older posts >>

↑このページのトップへもどる
本サイトに使用されている文書・データ・写真・イラスト・動画・ソフトウェア等の一部又はすべてを、
許可なく複製、送信、転載、配布、頒布等により第三者へ提供する行為を禁止します。
Copyright © ARCHIPELAGO.All rights reserved.