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芸術士視察ツアーを開催します
芸術士視察ツアーのご案内です
「高松の芸術士の実際の活動を見学してみたい」
「芸術士に話が聞いてみたい」
「芸術士が実践する具体的なワークショップを知りたい」
「子どもの造形表現について研究している」
というご意見が、日頃からよく寄せられていました。
そこで、今年はそのご要望にお答えして、ツアー形式のプログラムを企画いたします!
2015年7月芸術士視察プログラム日程
日程:7月24(金)〜25(土)2日間
内容:
24(金)芸術士派遣施設見学
10:00〜14:00(高松市内のいずれかの施設)見学、聞き取り
18:00〜20:00 交流会(参加費別途)
25(土)レクチャー
10:00〜16:00(四番丁スクエア)芸術士事業について解説
・芸術士概論
・ワークプログラム
・演習
費用:
ひとり 24,000円
※ 学生割引 12,000円
※ 交通、宿泊は各自で手配をお願いします。
定員:6名
募集締め切り:定員に達し次第締め切ります。
応募方法:以下要項を下記フォームよりお送りください。
・氏名、住所、電話番号、メールアドレス、年齢、職業
・参加理由
・研修で学びたいこと
・芸術士派遣施設の保育者への質問
・ 芸術士への質問
・ 事務局への質問
・ 委託者(高松市)への質問
・いつから芸術士活動を知ったか?
申し込みは以下フォームからどうぞ。
平成26年度活動報告展[告知]
今年の活動報告展の開催日のお知らせです。
今年は「芸術士がまちに飛び出した!」をテーマに
丸亀町商店街でのワークショップイベント、
自転車通行禁止看板なするなど、こどもジャックを展開しています。
ワークショップの様子はこちら
http://geijyutsushi.skr.jp/?p=3271
http://geijyutsushi.skr.jp/?p=3284
今年の活動報告展の会場は商店街!
どんな展覧会になるのかな…
どうぞお楽しみに☆
会期
第1期:2014年12月19日〜21日
第2期:2013年1月16日〜17日
会場
丸亀町レッツホール
http://www.kame3.jp
遠方の方も、先特、旅割などの格安チケットや
ジェットスター、春秋航空などLCCの利用もできますので是非高松に遊びにきてくださいね♪
平成25年度活動報告展冊子を公開いたします
平成25年度活動報告展冊子を公開いたします
http://geijyutsushi.skr.jp/?page_id=3167
平成25年度の芸術士活動を写真と文章で記録したドキュメンテーションをPDFで公開いたします。
高松市は全国に先駆けて、「芸術士」と呼ばれる豊かな表現力や専門知識を持ったアーティストを継続的に保育所に派遣する事業を行っています。近年注目を集めている、イタリアの「レッジョ・エミリア・アプローチ」という幼児教育の考え方を参考にスタートしたこの取り組みは全国的にも初めてで、関係者からの注目度の高い事業です。
2013年度は市内の保育所・幼稚園・こども園27か所で14名の芸術士が活動いたしました。
皆さまに高松市の芸術士活動を知っていただき、更に活動が広がることを願います。
【10/28展示会場レポート】
展示会場には、ソファーが置いてあります。
その名もIss キャサリン
(イスとミスをかけてるらしい)
このソファーは、保育園の片隅でひっそりぼろぼろに暮らしていました。
「このイス、なんとかならないかしら…」
ぽつり先生の一言から始まりました。
まずは、ぞうきんで、こどもたちの手できれいに磨きます。
「イスしゃん(イスさん)いままでありがとう」
せなかもおなかもぴかぴかに。
「色を塗って、おめかししてあげよう」
ペタペタぬりぬり、とっても綺麗な色だね。
「リボンも似合うかなぁ」
「お家も描いて貼ったよ」
いつの間にか愛称「キャサリン」という名前が付いて
今はニコニコ、保育園の隅に新生キャサリン、誕生です。
展覧会のポスターができました!
【下笠居西部保育所での活動】布と出会う
昨年冬頃からの始めている取り組み「廃材」アート。企業や個人にこどもたちと遊べる素材の提供を呼びかけているところです。種類も少しずつですが集まってまいりました。
今回は、下笠居西部保育所からのつながりで提供いただいた、不要になったのぼり用の布での活動をご紹介します。
ナビゲーターは、村井芸術士。彼は独特な演奏やパフォーマンスを作品にしている作家です。
村井芸術士は、いきなり「布にお絵描きしよう!」ではなく、「まずは布に触れてみよう」からのアプローチをします。
白くて長~くて巻かれたもの。
トイレットペーパー?包帯??それとも、お布団?
コロコロ転がしたり まきまきになったり 引っ張ったり ゆらゆら揺らしたり お化けになったり…
自分たちに比べたら随分大きくて、長くて、白い。それなのに色んなかたちに動かすことができる。
こちらの二人は布が気に入ったようで、ここで絵本を読み始めました。
長~い長~い布との出会い。からだいっぱい、空間いっぱい、布とじゃれあって楽しそうな活動です。
これからこの布がどうなっていくのか。今後の展開に期待です。
保育研究者の秋田先生が芸術士の活動を視察されました。
保育研究者の秋田喜代美先生が保育園での芸術士の活動を視察されました。今日は川添保育園で永島芸術士が「新聞紙にお絵描きしたり切ったり貼ったりしてあそぼう」の活動です。一時間ほどの活動でしたが、こどもたちはノリノリ!後半、服や紙吹雪にまで変化し、最後まで夢中になって遊んでいる姿に、見ているこちらもとっても楽しく時間が過ぎました。
秋田先生との出会いは、芸術士事業立ち上げの2009年にさかのぼります。
私たちがレッジョエミリアの勉強会をした時から、お会いするのは3年ぶりほどです。これまで活動風景の写真やDVDをお送りするなどして活動の報告をしていました。その報告の中から、著書「くらしの素顔-保育の現場のこどもたち」にも芸術士についての紹介が書かれています。
今回は、ちょうど高松で別の公演の予定があり、先生たっての希望で公演前までの時間を利用し芸術士の現場の活動を見学されました。
高松市の芸術士派遣事業のスタートは、レッジョ教育からのものでしたが、徐々に自分たちなりの活動が見いだせてきたところです。開始して3年半、レッジョをコピーするのではなく、地域とどう関わりを持てるか。芸術家として保育に関わることで、それぞれの芸術士の専門や特性を生かしながらのプロジェクトが生み出せます。秋田先生とお話をしながら、カリキュラムやプロジェクトの多様性が高松の芸術士らしさをつくりあげる要素なんだとじんわり感じています。
秋田先生、永島芸術士制作の「へんないきものずかん」をお持ち帰り。これも現場で発展した落書き遊びを再編集したもの。こどもたちが楽しそうにお絵描きする光景が目に浮かびます。PDFでご覧いただけるので、ぜひ!
今回は先生とお話をしながら、励まされ、これからも地道な活動を続けていかなければなと感じました。秋田先生、ありがとうございました。これからも連絡を取りながら芸術士の報告を続けていきます。また、川添保育園の先生、こどもたちも、お忙しい中受け入れありがとうございました。